色々と、来年早々に行く避寒旅の持ち物をチェックしていっております。
そこで、重要なのはモバイル関係の電子機器充電ですね。
ブログをやってて、旅日記も書いている私には、絶対に必要不可欠な項目です。
そんな中、海外旅行に出掛ける時、誰もがその扱いに注意しているかとは思います。
それは電化製品の取り扱い。
よく言われますよね、日本の電圧は100Vだが、海外のほとんどの国は220~240V。
なので、海外の国で、日本の100Vタイプの電化製品を使うと、その電圧では耐えられないから変圧器が必要と。
しかしモバイル機器に関してはこの心配は無用で、ほぼ海外どこでも対応できる100~240Vの電源プラグが採用されています。
けど、充電するために延長コードを間に挟むとどうなるんでしょうか?
今回、そんな話題を取り上げてみたいと思います。
どうしてもホテルによっては、コンセントが離れた場所にあったり隠れた奥の方にある場合があります。
そんなときのために、私は必ず延長コードを持参いたします。
けど、持って行くのはこういう100均で購入した単純な延長コードです。
すると誰もがこう考えるのではないでしょうか?
日本の100V対応で使っているようなコードでは、海外の220Vの電圧じゃ耐えきれなくって、線から発火したりしないんだろうか?って。
あまり電気のことよく分かっていないと、そう思いますよね。
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例えば、この延長コード、100均のセリアで購入したもんです。
15A・125Vで耐えうる電線が使用されております。
ここで中学時代の理科の勉強を思い出しましょう。
電化製品を稼働させるために使う電気の消費量は、以下のような計算式となります。
電流(A)× 電圧(V) = 消費電力(W)
今回、「延長コード」という電気を通過させるだけの製品についてのお話なので、上記の式では、電流(A)だけにあてはまると考えたらええんです。
日本の延長コードは、海外の延長コードよりも、相当丈夫に太い電線で作られているんですよ。
そのなぜ?は上記の式を理解出来たら、すぐに分かりますよね。
海外の場合、電圧が220Vだとすると、その電化製品を使うために流す電流は少量で大丈夫です。例えば、440Wを消費する電化製品ですと、2A流せばええわけ。
しかし日本の場合、電圧が100Vですから、440Wを消費する電化製品ですと、4.4Aの電流を流さなければいけません。その流れる量に耐えるよう、電線が太く作られているんです。
そうすると、逆に海外で買った延長コードを日本で使うとどうなるかは予想つきませんか?
日本よりも流れる電流は小さいことを前提に作られているので、その電線は細いです。
電気の流れる量に耐えられず、これこそ漏電・発火の危険性が大きいと理解できますよね。
つまり、日本の延長コードを海外に持って行っても、それを使うことは安全で大丈夫であるって結論です。
但し、各国によって、電気について定められている法律は違います、その法律に抵触するかどうかはまた別の話ですけどね。
あっけど、日本から持って行く延長コードでも、テーブルタップのように各コンセントにスイッチがついているようなものは電圧も関係してきますから、その場合は100~240V対応になっているかどうか、しっかりとチェックしましょうね。
私は単純な造りの100均の1m延長ケーブルを2本持って行くつもりです、こういう方が重量的にも軽いですし。
今までの旅の経験から、2mあれば、どこのホテルでも使うのに支障はないと思いますね。
