先日、こんな記事を書きました。
そこで読者さんからも言われたんですけど、クレジットカードの海外キャッシング枠だとデビットカードと比較してどうなるのか?ですね。
そこに焦点を絞って、今回はご紹介してみたいかと思います。
まず、私が使っているクレジットカードは「楽天カード」なので、そのカードを例にさせていただきますが、ほぼどこのカード会社でも基本は変わらないと思いますので、それを前提にご説明させていただきます。
海外キャッシング枠と言われてますけど、言い変えれば「借金」!!
そのことを念頭にまず置いてくださいね。
なので、私がこの海外キャッシング枠に踏み込めないのはそういうとこなんですよ。
自身の信用情報にも、過去借金をしたという汚点が残ります。
そして借金ということは、「金利」がつきます。
これが各クレジットカード会社の儲けになるから、この方法を薦めてくるんよな。
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まず、その気になるのが金利ですね。
実質年率:18.0%
結構な額だと思いませんか?
10万円を1年間借りたとすると、1万8千円も金利がかかる計算。
まあ、海外キャッシング枠はそんなに長い間借り入れるわけではないですけどね。
実際は決められた日に、一括返済される仕組みにどのカード会社もなっているはずです。
楽天カードの場合、その期日は以下のように定められています。
海外キャッシングご利用月の翌月27日(土・日・祝の場合は翌営業日)にご登録口座よりお引き落としとなります。
つまり最短ですと、12月31日に利用したとして、翌1月27日の返済ですね。
しかし最長ですと、12月1日に利用したとして、翌1月27日の返済。
約1ヶ月~2ヶ月もの金利が発生するってわけ。
10万円海外キャッシングしたとすると、10万円×0.18÷365=約50円。
1日約50円の金利ですから、1ヶ月で1500円も発生します、2ヶ月で3000円!!
なので、そんな借金は早く返したいって誰もが思いますよね。
そのため「繰り上げ返済」という方法があるんですよ。
しかし、クレジットカード会社としては、この方法をとってほしくありません。
金利で儲けられませんもん。
なので、おおっぴらにはこの方法は書いてないのが普通です。
楽天カードの海外キャッシング説明ページでも、いかに日本で両替するよりお得かしか書いてない。
なので繰り上げ返済しようにもややこしい・・・
1、カード裏面のコールセンターに電話
2、繰上げ返済したい旨伝えると振込額を教えてくれます
3、教えてもらった楽天銀行の口座に銀行振り込み
こんなことしなければいけないんですよ。
電話して、銀行振り込みという原始的なやり方。
それだけカード会社としてやってほしくないんですよね。
この方法ですと、カード利用情報が記載されてすぐに返済したとしたら、10万円キャッシングしても250円くらいの金利で済みますね。
あと楽天カードでは海外ATMを利用する度に216円(1万円以上の利用)がかかります。
この額も大きいですよね。
以上の観点から、私がなぜデビットカードを使うことを決めたのかがご理解していただけるかと。
またデビットカードで現地のATM利用手数料がどうのようにかかったのかは、実際に4ヶ国で使ってみた結果を記事にしたいと思います。
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